私のコーディネートのお話しを。

イベントなど、何かしら意味をもたせて配色したものをご紹介。

KICCAきものカラーコーチとして講座をした時は、夏日だったので紫色の単衣で、昨年あんてぃーく凛さんで購入。

いろいろな紫を使ったコーディネート。講座で色のお話しをする際に、色相、明度、彩度をこのコーディネートで説明にも使用しましたよ。

帯の中にメリハリを効かす黄色が入っていますが、色相の統一で得意のなじませコーディネートです。講師らしさが出たでしょうか。

そして太陽のもと、美術館へのお出かけには、去年東京キモノショーに出展したコーディネートの小物を変化させて出向きました。

帯周りの小物と半襟をチェンジ。シアーボーダーのミントの半襟と、シェイドレースのミントの帯揚げは、マミ先生 TSUBAKIAN のもの。(講座の時のライラックも)

ボーダーの抜け感と、繊細なレースそして色が綺麗なのです。

キモノショーのコーディネートは小物で上品なイメージに寄せていますが、今回はより春のフレッシュな清々しい印象。顔まわりに白がくる優秀な麦わら帽子は GUのものです。

パーソナルカラーがスプリングの私にとって、このキモノモダンのひよこ色のレース着物とすこし甘さが残るコーディネートは似合うイメージです(※注、色のもつ印象なので内面とは一切関係ございません)

 

そして、スプリングの私が苦手としている色は自分なりに似合わせて。

 

甘めモノトーン。白の分量や、半襟の選択、そして赤い口紅で。

半襟はナツメミヤビのうそつきエリ〜で。

年齢的にも、落ち着くお気に入りのコーディネートとなりました。シャープに見えるように直線のものを集めて、シャープさとは無縁の私でもキリッと。

色を学んで、色配色の作り出すイメージを知り、イメージがどう作られるかを学んで、コーディネートの幅が広がりました。

そんな色を学んだ KICCA  一般社団法人 きものカラーコーディネーター協会 の一員として

今年も

東京キモノショー コーディネート200にコーディネートを出展しています。

東京キモノショーは5月2日〜6日まで 日本橋三井ホールにて。

みなさんぜひ足をお運びください!

 

コーディネートをじっくり考えるのはとても楽しい時間です。

どうしても手持ちだと似た感じになるので、ガラリとイメージの変わるスタイリングとかを作ってみたいな〜。

手持ちのタンスのきものを活かすコーディネートの提案も引き続きしていきたいです。

あまりアナウンスしていない(まだ詳細を決めかねている)クローゼットチェックのお声がかかったお話はまたの機会で。