ミモザ色に目がいく季節になってきました。

最近のコーディネートのお話を。

2月はお稽古が続いていて、そんな時についつい手が伸びるサイズも素材も着やすい一着があります。プレーンな着物があるとコーディネートも広がりやすいので、この着物を使っての色遊び。

茶色の紬をチョコレートに見立てて、配色はチョコからもらいます。

ピスタチオチョコレート。 茶色と緑の配色に、ちょうど配色の似ている半襟があったので、そこからコーディネートを広げて温かみを感じるエスニックな素材の小物を集めました。

今度は

ピーコックのコートと水色の配色でミントチョコ。ミントチョコのすっきりした清涼感を帯のキリッとした柄と、冷たさを感じる小物を集めて作ります。色数を少なくするのも印象をすっきりさせるポイントです。

コートの鮮やかさが効いてこれ一枚でモダンさが出ます🌟

お次は甘く

アポロチョコ配色 今度は甘いイメージを作るために半襟、帯周りの小物も淡い色で丸みのあるものを厳選します。

謎の昭和ポーズで こんにちは吉村真理です~♪(笑)

そして

オレンジの配色でオランジェット 帯にリンクさせて小物を買い足すことも多いのでオレンジ色の小物を投入。美味しい配色となりました。この配色はパーソナルカラーとの兼ね合いもありますね。

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イメージすることと統一感

私はよく着物の着まわしをします。その時に大切にしていることはどんな風に着たいかイメージすることと、それに合わせた《小物のイメージの統一》です。

かっこよく

甘く

爽やかに

まずイメージして。

帯や小物の色、柄、素材を選びます。どっちが甘くなるだろうか?甘くするには直線と曲線どっちがいいかな、素材の軽さは?などトーナメントで勝ち残ったものでコーディネートしてみます。

そして実際着てみて、すこし甘過ぎたらピアスは冷たくしてみようかな‥とか引き算を。

みなさんも持ち物の中でいろんな選手権してみてくださいね。

そんな思考でお買い物していくと、好みのものが集まってどんどんコーディネートが楽にまとまっていくように思います💡

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コーディネートと言えば、テーマをいただいたり、提案したりしながら KIMONO MODERN さんでのコーデコラムでもテーマに沿ってコーディネートの作り方を綴っています。

#5は《配色をヒントにコート選び》のお話

#6では《羽織をプラスして印象をコントロールする方法》

キモノモダンHP 《キモノ読ミモノ》内で、ぜひ商品を眺めてお読みください。

新作を使っての異素材コーディネートです。シルクデニムのキモノにレース羽織、どちらも自分でお手入れできるカジュアルな素材なのだけど、エレガントなイメージを作っています。

色、柄、素材 どう組み合わせて、どう見えるか。

コーディネートは無限で楽しいのです。

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ツナグキモノ

金澤ナツメミヤビ雅子先生の新しいプロジェクト。肩身代わりで大切なキモノを蘇らせて新しい魅力を加えるワクワクする提案です。

光栄ながら宣伝用の画像コーディネートを担当させてもらいました。二つの要素を加えることで広がるイメージ。二人でモデルも(笑)

詳細はナツメミヤビホームページで

私がつなぐコーディネートに込めた新しい魅力とコーディネートの広がりです。

どんな風に繋ぐとまた着たいキモノに蘇るのか、コーディネートはどうすれば良いのか。

そんなイベントも考えられているプロジェクトです。楽しみですね。

 

 

こゆき庵はもうすぐ丸6年、7年目を迎えます。

楽で綺麗な着姿をお伝えする

そして着る人が魅力的に映るコーディネートを魅せる、広げる、伝える。

レッスンでもコーディネートについてお話する事や、生徒さんが工夫してより自分のスタイルになっていく様子が楽しみのひとつです。

身近なスタイリストなお仕事も増やしていきたいな。

この二つを軸に、7年目も歩んでいきますね。

あなたのアンテナに《きもの》の文字が浮かんだら気軽にお問い合わせください。