6月15、16、17日に開催された。

あんてぃーく凛さんの周年イベント。こゆき庵は16日浴衣のカラーコーディネート講座を行いました。

今回の講座は”あなたの浴衣を変身させます!夏の装いの種類とシーン別コーディネートのコツ”

女友達とワイワイ元気よく、しっとりバーでワインは大人っぽく、はたまた浴衣デートは可愛らしく、と同じ浴衣でも色合わせや素材選びで雰囲気を変えることができます。そんなコツを実際お持ちいただいた浴衣をつかって実演する講座。

最初に夏着物の種類、実物を手にしてもらいながら、襟をつけて単衣、夏キモノとしても活躍できる素材と、潔く浴衣として着ることが似合う素材をお話。

KICCAのメソッド、きものカラーコーディネートから、色の法則、コツとイメージ作りのお話を織り交ぜてお話した後、実際のみなさんの浴衣を変身。

私が変身というよりは、みなさんでチョイスしていく作業を。

手持ちの中で、どれがベストなのか!はみなさん自然に選んでいる物です。その選ぶ基準としてきものカラーコーディネートの理論があるといろいろ応用していけます。そして今回意識したのは「温度」

みなさんの希望は、《手持ちの物を、大人っぽく着たい》でした。

そのイメージを作るには、色の法則はどれを使うかを選択。色柄素材を温度で考えて、より合う物を選択。

みんなで選択していくうちに、頭の中では コーディネートの考え方の仕組み、コーディネート脳が出来ていっていましたよ!講座で他の方のコーディネートを見るのもトレーニングの一つですね、たくさんのヒントがひきだしに入ったと思います。

 

はじめて、自分で仕立てたという浴衣、細かい柄で合わせやすい浴衣です。好評だったナツメミヤビのタッセル根付け、草履以外はお手持ちのもの。色数を抑えて、直線を組み合わせて深い赤をポイントにすると、すっきり大人。ペティキュアは赤でしょう!

本人曰く、絞りの中のオレンジや黄色が目に入りすぎてなかなか着ることのなかった浴衣は、万能な白ベース帯ですっきりさせて、絞りの中の一番深い藍色をちりばめて大人に。目立っていた色もアクセントになっています。

この浴衣の可愛いイメージは残しつつ、ピンクを渋いトーンで重ねて帯に。ほんのり大人かわいい。

花の多色が気になるという浴衣も、地色の藍色となじませて深い紫色を帯に。深い色が重なったことによって派手に感じた柄がほんのり幻想的に浮かびます。色合わせによって、見える色が変化してきますね。

「今年この浴衣着れそうです」と言ってもらえて、とても楽しい時間でした。

手持ちを生かす、そして新しい物を購入するさいに思い出してくださいね。ご受講ありがとうございました。

コーディネート講座をするということで、いつもお世話になっている凛さんの商品をつかってコーディネートをつくりました。

細かい小紋柄の浴衣は夏着物風にも、深い色にゴールドをアクセントに。

配色にキュンとした半幅帯は、ほっこりナチュラルなスズメの帯留めをあわせて物語を感じるコーディネートに、奇跡的に同じ配色のChape.さんのピアスを発見✨✨この組み合わせでお買い上げしていただきました。

大人マリンな組み合わせ。この帯周りもまるっとご購入してくださったと報告が❤️Chape.さんの赤いピアスは私がお買い上げして愛用しています。

色と柄に目がいく浴衣に、すこし温かみのあるざっくりとした素材のナツメミヤビ雅子さんの半幅帯をあわせて。ここは帯留めも木製の温かみのあるもので、ざっくり編んだかごバックなんかをもつとほんのり個性派に。好きな組み合わせでした。

たくさんの商品でコーディネートを作れる楽しさ❤️凛さんにはまだ小物や浴衣たくさんありますよ。足を運んでみてくださいね。

ひきだし塾、午後からは雅子先生の「お手入れ講座」私も聴講。

楽しくお買い物をして、お手入れはプロにお任せするものと、自分で出来るものを仕分けして。

一人だと躊躇しそうなお手入れも実演を目にするとやってみよう!と言う気持ちに全員がなりました、襟汚れとても綺麗になってお手入れすると愛着が増す気も。私もとっても勉強になりました。

手前味噌ですが、着付けのお悩みから、コーディネート、お手入れと

みなさんの普段きものをサポートする《キモノのひきだし塾》私自身も、伝えることで勉強したり、再確認したりできていますが、受講のみなさまもすぐに役に立って、よりキモノがたのしくなる講座だなっと思っています。

次回は秋に開催のイベント

キモノのひきだし VOL3 での特別講座となりそうです。

いつも集客に、お掃除行き届いたお部屋、お花で迎えてくれる あんてぃーく凛さんに感謝です。

 

コーディネート満載のレポになりましたので、夏きものの種類でも紹介した私の浴衣コーディネートを続いて。