5月26日のことです。 京都で行われた
きものカラーコーディネートを学んだKICCA代表理事 能口祥子先生の初著
『きものカラーコーディネート』出版パーティに伺いました。
お天気は快晴、会場は高台寺のそば、東山SODOHさんでした。
賑わう通りから中に入ると、静かでゆったりとした空間、まさに緑燃ゆという美しさ。着物はまた私を素敵な所に連れてきてくれました。
会場では、色の法則を使った掲載のきものコーディネートが美しく、先生をお祝いするみなさんの賑やかな声にあふれていました。
私の作ったコーディネートも採用されていて、とっても嬉しい。色を学び始めて、色に魅了されて課題を考えていた気持ちを思い出すコーディネートです。メリハリ利かせた左から2番目です。
この日の能口先生 私には、窓の額縁に映えるキラキラ輝く緑の中に吹く、そよ風のようだわっとうっとり眺めておりました。
先生の装いをお言葉を引用させていただいて「日本の尊い技には美しい色があります。今回のきものは、色は薄水縹に波模様、波しぶきに銀刺繍をいれてもらいました。帯は白地に銀泊で荒波模様。柄の意味もストーリーも考えて、古典の柄や手法を今の感覚でコーディネートしました。」
ほんとに素敵。
ブログを書きながら、このコーディネートから、KICCAの講座の根本にある、元来ある着物の歴史や尊い技、技術、文様に格。尊重し何一つ否定することなく、そこに色彩学を基に色の調和の美しさを取り入れて、きものがより良いものとして現代に受け継がれていく願い、この本と、その学びの KICCAきものカラーコーディネート協会、講座が、大きな水面に落ちた一滴が波紋が広がるように広く広く浸透していってほしい、教えてもらったことを噛みしめつつそんな先生の想いを想像しました。色には意味がある、意味を持って色を使う。
そんな先生の想いに賛同した 協会理事の細野編集長はじめ、たくさんの方々の温かいお言葉を聞きながら、終始賑やかで和やかなパーティーが進みました。
着物の方がたくさんだと、なぜか出る威圧感ありませんか?(笑)このパーティーでみじんもそんな威圧感を感じなかったのは、みなさんが色の美しさ、組み合わせの美しさで着物を楽しんでいるからだと感じました。高級な物の誇示ではなくてね。
なんとも嬉しそうな顔で写真を撮ってるわたくし(笑)美しい物に囲まれて、美味しいお料理とお酒もいただき至福の時間でした。
私の装いは、東京キモノショーに出展した 草原をイメージしたコーディネート。帯周りを少し深い色に変化させて、帽子をオンしました。季節を感じて、光沢があり鮮やかなトーンのこのきものは華やかな場に着ないといつ着るの!の選択で。
帽子もあり、お洋服で出席されている方からのお声も多く「着物もいいわね〜」と言っていただけるのが何より嬉しく感じましたよ。
能口先生、細野編集長とナツメミヤビ雅子さんと地元に戻っても同じ物差しと志をもって何でも話せる大切な大好きな人です。
雅子さんは、似合う色パーソナルカラーを加味し、染め直しした美しい2色ボカシ。鮮やかで美しくとっても似合ってます!
地元で京都での学びを復習できているのは、雅子さんのおかげ。それだけじゃなくほんとにお世話になっています。二人が常任講師の講座のお話はまた別のお話で。
2次回、3次回と夜は更けて
それぞれの装いが、それぞれの色が、みんな違ってそして素晴らしい。楽しい時間をありがとうございました。
緑と同化しすぎたかな(笑)
まだまだ学びたいことはたくさん。能口祥子先生著
きものカラーコーディネート
ご購入は
◆きものカラーコーディネーター協会
KICCAオンラインショップ
カラーカードとセット
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