ピアノブログは本当に久々の更新です。
少し不安な気持ちも持っての新学期のスタートに、この夏の様子を書いておこうと思います。
2021年8月1日 2年ぶりの発表会を開催しました。
26回目となった なつのおんがくかい 今回のテーマは《音に希望をのせて》弾いても聞いても気分が明るくなる曲で選曲しました。
昨年の発表会は、動画を限定パスワードで公開するWEB発表会でした。
昨年からのコロナ禍、オンラインでレッスンしたり、動画を撮ったり、私も遠く離れた先生仲間でリモートアンサンブルを楽しんだり、昨年のクリスマスには教室のみんなでリモートアンサンブル動画を作ったりと、制約の中で模索しながらレッスンしてきました。
続けられない生徒達もいましたが、みんな大変だったよね。
でも、この時間、不自由な事もあるけど、考え直したり、新しく試した事もあったので、今回のステージはその体験を含めてのハイブリットな発表会にしたかったのです。
2年ぶりのステージに向けてのレッスン、目標に向かうレッスンはやっぱりいい、、私にも感覚が戻ってきます。
アンサンブルはリモート動画で、一人ずつ教室で動画を撮り編集、動画作りも大変だったけど無事ステージで披露することが出来ました。
高学年の生徒の鍵盤ハーモニカアンサンブル
3年生までの手話と合唱 世界中の子供達が。慣れないヘッドフォンをつけて1人1人で撮った動画を編集。
ピアノはマンツーマンだけど、一緒に頑張ってる仲間がいます!講師演奏は
リモートアンサンブルを楽しんでる仲間とのリモート共演で《花は咲く》を。
ピアノの先生になりたての頃一緒に働いてた3人で こんな形で共演するとは想像もしませんでした。
ソロの演奏は、いつもより距離を取り静かに待つ舞台袖から、緊張した面持ちでピアノに向かい無事演奏して帰ってくる生徒達の姿が、教室より何倍もしっかりして成長して見えました。
マスクで表情がなかなか読みにくいレッスンの中、生徒達の演奏は私の言ったことを一生懸命注意してるのが伝わりました。とっても堂々と見えたけど、足が震えてたって生徒もいたな。よくがんばりました。
私は『自分一人熱くなってるように感じてたけど、子供達はしっかり聞いていたんだな』とステージでの生徒達の演奏に力をたくさんもらったのでした。
演奏の際にマスクを入れるケース、そして今回の記念品にと生徒達にメッセージをたくさん書きました、そこでも気付いたことが。
音楽にフォーカスを当てると、まだまだこんな音を出して欲しい、表情をつけてと思いは出てきますが
子供達にフォーカスを当てると、やはり去年より成長したことがたくさん✨✨ある
そこに気付けたのも良かったな。。。そして私自身のポジションも変わったんだな‥と。怖い先生になったもんだと思っていましたがこれは時間の持つ変化ですね。
お友達のような若い先生の時期を超えて、少し口うるさいけど会うとピリッとするおばあちゃんとか(笑)優しい親御さんが多い中で私の役割は、厳しいけど暖かく見守り導く先生てとこかな、愛ある厳しい怖いも必要。
そして講師演奏をステージでリハーサルしてた時、あれほど緊張して大変だと思う発表会での演奏だけど、来年はやっぱりソロの曲を弾きたい、思いっきり表現してみたいと思ってしまった💦💦この感情が出てきたのは自分としてはびっくりでした(笑)ピアノはゆっくりと成長していくものなので途中で楽しく無くなったりと波もありますが、一人でステージに向かった体験、心の思いや感情をぶつける場所、音楽はきっとみんなの生きる力と友達になります。私にもそうだったことにステージで気づいた夏でした。
最近コロナ禍で出来た時間でピアノに向かって、少し形になったので先生レッスンに行ってもいい?と卒業した生徒がレッスンに来てくれました。もう30代だって、今通ってくれている子、卒業した子もまたピアノが楽しみになる日や、現在楽しんでくれてるといいな。
そして人生無駄はないので、このコロナ禍を経験したみんなは、きっと新しい価値観を持つ大人に成長してくれると思う。そしていつか花は咲きます!!私も少し立ち止まったことで気づいたこと、忘れないようにここに。
一年前の2020・8・1は水族館でこのピアノを弾いていました。これも思い出だね〜。
さて2学期も、希望を持って、できる限り楽しんでいきましょうね。
ピアノ教室、私の年齢的にも目の届く人数でレッスンさせていただいています。
空き時間は限られていますが、たくさんあるお教室の中で目に留まりましたらお問い合わせくださいね。
私もゆっくりおうち時間で練習です。
2021・9・1